レコパルはFM情報誌で番組表他に、オーディオ特集や用語の解説もイラスト付きでわかりやすく書いてあった。オーディオ機器はちょっとした工夫で音が変わるのが面白くて、記事を参考に10円玉をスペーサー代わりにしたり、ブロックの穴を塞いでバスタオルを巻きスピーカーの台にしたり、スピーカーケーブルを電気工事用の太いケーブルに替えてみたり、屋根にFMアンテナを立てて、さらにアンテナの方向をモーターで360度回転させられるローテーターを取り付けたりした。FMだと、たまに電離層の影響で遠くのFM局を受信する事ができたのだ。
夢はプロフェッショナル
当時は第二次バンドブームで、テレビやラジオでもライブの模様を放送する番組が多くあったため、ライブ番組をエアチェック(FM放送を録音)する事にハマっていた。カセットやDATに収録して、カセットテープへダビング。CMやトークをカットし、曲のみをフェードイン・フェードアウトで繋いでお気に入りのカセットテープを作っていました。 そしてある時、世の中に『リミキサー』という存在があることを知った。マドンナのリミックスバージョンを手掛けていた若き天才リミキサー、ジェリービーンの事だが、曲を繋げる仕事、プロとしての道もあるのか!趣味を仕事にしたいと想ったのがこの時だった。 またこの時、レコパルの投稿コーナーにハガキを送るのもライフワークになっていました。 |